工人舎PA (その3)
普段使用しているLOOX Rと比較してみると、その小ささは驚きです。これでWindows XPパソコンというのだから嬉しいです。 これまで、真のモバイル用途に CASSIOPEA、CLIE、VAIO Type U、S11HT(EMONSTER)、S21HT(Touch Diamond)と渡り歩いてきましたが、やはりキーボードは必須というのが持論です。しかし、通常のWindowsが動くパソコンじゃないと、用途はメモ程度のテキスト入力止まりでした。それでもメリットはあるというものの、特に今は携帯電話でメールができることと、携帯電話のビュアー機能やその他もろもろが充実しているので、出番がどんどん少なくなっています。
それから、発売開始前には同じ工人舎の最小機であるPMを店頭で試しました。まず、液晶パネルの開度が小さくて「これは電車内では使えない」という判断に至ったわけですが、それに加えてキーボードがペニャペニャで、1文字入力する毎にキーボード全体がたわむようで入力し辛く、もしPAがこれに同じなら買えないと思っていました。
ところが、PAが発売になり実際に展示機で試すとキーボードがしっかりしていて、気に入りました。Webでの評判ではキーボードはPMと同じと書かれていますが、それはレイアウトだけで、裏側の造りとかまで含めての使用感としては全くの別物だと思います。
さらに、ポインタが秀逸です。確かに最近のタッチパッドの多機能さに慣れていると、単機能なので使い勝手は悪いかもしれませんが、VAIO Pなどのスティックポインタのようにいらいらさせられることもありません。もちろん、本体が大きくなってもいいことを許すならばタッチパッドのほうが便利だろうことは異論はありません。でも、本体が大きくなるなら、別のパソコンを選択すればいいだけのことです。あくまでもタッチパッドとは違う第三の入力デバイスとして、この最小限の専有面積で、加速から微妙な動きまで追従してくれるというわけで、今後のモバイル機のポインタは、みんなこれになっていくのではないでしょうか。
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