『Hybrid W-ZERO3』を触ってきた
都内某電気店にて、発売されたばかりのWILLCOM『Hybrid W-ZERO3』を触ってきました。昨日も1日、工人舎 PA + イー・モバイルという組み合わせで外を歩いていましたが、イーモバイルを使い始めてそろそろ2年になるというのに、イー・モバイルには機種変更という制度がないので、古い機種を使い続けるしかありません。ならば、解約して乗り換えるというのも有力な選択肢として上がってくるわけです。というわけで触ってきた『Hybrid W-ZERO3』ですが、携帯電話の姿をしているWindows Mobile機ということで、使い勝手は独特ですが、初期のWindows CEから使っている身としては、使いこなせそうです。
ところが、感圧式タッチパネルの反応がいまひとつで、説明員が操作してもぜんぜん反応してくれません。「指の腹ではなくて、爪で操作するんですよ」と、説明員が、がしかし液晶面を突っつくのを心配して見ていたのですが、それで、ようやく反応してくれたものの、ああいう使い方はちょっと肌に合いそうもありません。
Webブラウジングは、電波の状況でも悪いのか、かなりのんびりです。工人舎 PAで、IEの遅さにいらいらして、PAを持ち歩くのを一時やめてしまった、あれを彷彿させられました。ちょっと、心配です。でも、目的は外出時のパソコンとのティザリングですから、本体の使い勝手はあまり重要でもありませんから気にしないことにしましょう。
サイズの方は、しばらく操作していると「デカいな」と感じました。液晶が大きいので、サイズが大きいのは了解するとしても、厚みがかなりあります。W-ZERO3を2台並べるとPAの体積ぐらいになってしまいそうです。PAだってあまり液晶が大きいわけではないですから、W-ZERO3とPAを一緒に持ち歩くのは、なんか違うような気がしてしまいました。
でも、背中を押されなかった一番の要因は価格でしょうか。3Gのパケットは上限を簡単に使い切るでしょうから利用額は最大として、本体を分割で購入、さらに、あんしんオプションなどを追加すると、月々の利用額はおよそ1万円になります。オプションはあとで解約できるので月々の支払いはもう少し減らすことができますが、現在のイー・モバイルの出費のおよそ倍になるのに、結局、パソコンとのティザリングにしか使わないとしたら・・・
それは、意味がなさそうです。
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