液晶のバックライトが壊れた『Let'snote W2』を再生して使用しているストーリーの続きです。DVDの再生やプレゼン程度用には、別途大きな液晶をつないで使うので、本体の液晶パネルをとっぱらっているのがかえって都合いいような感じです。
でもやはり、メインメモリが512MBなためか、ときおり動作が一呼吸というよりは深呼吸できるくらいにもたつきます。これは『工人舎 PA』でもさんざん話題にしてきた件で、OSがXPとはいえ1GBは欲しいところです。
そこで、Let'snote W2 のメモリを最大容量の768MBまで増設することにしました。もしかしたら1GBの増設メモリが手に入ればそれ以上も可能なのかもしれませんが、Let'snote W2 の増設メモリは172pinのmicro-DIMMという特殊なものなので普通は手に入りません。そもそも512MBでも他のノート用メモリに比べてかなり高価です。W2登場時には、256MBでも何万円もしましたし、Webで検索するといまでも軽く数万円の値段がついています。
というわけでメモリ増設は諦めかけていましたが、そこはそれ、あるところにはあるものです。それでも512MBで3980円もしました。同じ512MBでも、フラッシュメモリなら1コインで買えそうなものです。そもそも壊れたノートPCなわけですから、サウンドアダプタ、USB拡張カード、そして増設メモリと、ずいぶんとこの『Let'snote W2』には投資をしてしまいました。けれども『Let'snote W2』のCPUは、クロックは900MHzと遅いのですが、Pentium MというCPUはけっこうがんばってくれる優秀な奴です。メモリを増設して、ずいぶんと快適になりました。プレゼン専用マシンとしてならとうぶん使えそうです。
これに比べて『工人舎 PA』はCPUが1.33GHz動作でさらに疑似デュアルコアなので、数字上はずいぶんと優れたマシンのようですが快適さが今ひとつです。異なるCPUをクロックで比較してもしかたないとしても、やはり、メモリが512MBなことがこの不満のもっとも大きな原因でしょうね。超小型機なので、自分でカスタマイズできないのであれば、メモリ増設仕様が出て欲しいものです。動作時間のほうも、いまのままでまぁ満足できるので、多少短くなってもいいからCPUのクロックアップ版もあるといいかな。
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