キヤノン『Power Shot S95』考
ソニーの『サイバーショット DSC-WX5』買ったという話がこのところの当ブログの話題の中心だったわけですが、19日にキヤノンから『Power Shot S95』(参照)の発売が発表されたのはちょっと衝撃でした。
すでに散々書いてはいますが、『DSC-WX5』買った理由が、コンデジ主流の1/2.4インチではなく一回り大きい1/1.7インチクラスのセンサーを持つ機種で、ハイビジョン動画を撮れる適当な機種がないからということだったわけです。そこからすると、『Power Shot S95』は、まさにその希望を叶えるものなわけです。
『DSC-WX5』も、背面照射という技術で小さなセンサーの欠点をカバーしているものですが、『Power Shot S95』のセンサーは1/1.7インチの上、総画素数を1000万に抑えることで、1画素あたりの面積を大きくとっています。さらに、F2.0という明るいレンズを組み合わせることでセンサーに十分に光を届けようという、光学機器の王道を行っています。
DSC-WX5の場合は、1/2.3型で1280万画素。レンズはF2.4。相対的に小さなセンサーに暗いレンズの組み合わせで高画質を目指すのは容易ではないというのは簡単に想像がつきます。
こんな比較も35mmフルサイズのセンサーを持つような一眼レフからすれば、どんぐりの背比べかもしれませんが、結局使いたいときに手元になければ、どんな高画質も無意味なので、コンパクトであることは譲れません。
というわけで、、、『DSC-WX5』購入時に『Power Shot S95』が発売されていたら、キヤノンを選んだだろうと思うわけですが、売ってないものは購入できなかったので仕方ありません。でも、実際に『Power Shot S95』を使ったわけではないので、高画質だろうという期待があるだけの状況です。『DSC-WX5』は期待以上に高画質だというのはわかっていることなので、しばらくは使い倒すことにしたいと思います。
(プレスリリース)
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