『Let'snote R9』 vs 『MacBookAir』(その3)
『Let'snote R9』 と 『MacBookAir』を比べて驚くのは 『MacBookAir』の起動の早さです。電源ONから15秒で使用可能という宣伝は本当でした。でも、実際の使用場面では、スリープからの使用がほとんどですから、電源OFF状態からの起動時間など実際はどうでも良いというものです。
でも実は、その電源OFFからの起動の早さ以上に驚くのが、スリープからの復帰時間の短さです。これはもう、短さなんていうレベルではありません。液晶を開いたときには、もう使用可能なのです。スリープを失敗していてずっと電源ONだったのではないかと疑いたくなるほどです。この復帰時間の短さを見て、つい 『MacBookAir』を携帯電話みたいなパソコンと評してしまいました。
それに対して、SSD仕様の『Let'snote R9』のほうですが、休止に設定しているせいか復帰時間は15秒はかかると思います。人は8秒を過ぎると長いと感じるそうなので、『Let'snote R9』の復帰時間が15秒というのは、 『MacBookAir』が瞬時に立ち上がるのに比べたら永遠の長さです。通常は、休止とスリープで比較するのはフェアでないかもしれません。でも、 『MacBookAir』では、スリープで30日持つというのも触れ込みなのですから、こっちのほうが適当な気がします。
これだけでも 『MacBookAir』の魅力に惹かれるわけですが、実は、このスリープからの復帰時間の短さはMacOSの特徴であって、 『MacBookAir』固有の特徴とは違うのです。MacならHDDのモデルでも、スリープからの復帰は早いです。なので、Bootcampを入れるなりして 『MacBookAir』をWindowsOSで使うと、こうはいかないような気がします。
MacOSあっての 『MacBookAir』というのが、魅力でもあり引っかかるところでもあります。
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