Let's note J10 (その18)vs VAIO Z
Web上にちらほらと新型VAIO Zの噂が載り始めました。欧州では公式情報なのだそうで、すでに噂の域を超えているようですが、持ち歩けるフルスペックマシンとしてのLet's note J10ユーザーとしては少々気になるところです。
もちろん、従来のVAIO ZではなくLet's note J10購入に至ったのは、13インチという液晶を持つVAIO Zは、確かに持ち歩けはするものの、いつも携帯するようなマシンとは言えない大きさだったからというわけです。そして、今回の新型VAIO Zですが、確かに面積としてはJ10比で圧倒的に大きい330mm×210mm(J10は 252mm×172mm)なわけですが、厚さが17mmと、J10の半分です。膝の上に広げて使うには大きいですが、鞄への収まりはとてもいいという面で持ち歩きには適していると言えます。さらに、ジャケット装備のJ10と比較するとVAIO Zのほうが軽いときています。自分のJ10はジャケットを外してクッションケースに入れて持ち歩いているので、この比較が適切かどうかわかりませんが、そういう比較もできるということで、ライバルと呼べるのかもしれません。
パソコンとしての性能は、液晶を除けばLet's note J10(プレミアムエディション)もVAIO Zも全くと言っていいほど同じです。 J10には、Expressカードスロットがあるので、J10のほうがインタフェースは豊富かもしれません。VAIO Zにはメディアドックなるものがあるようですが、そんなものは持ち歩かないので無視します。 でも、逆に言うと、本体のみではAMD Radeon HD 6650Mを利用できないので、VAIO Zの強みというのは、筐体が薄いぐらいしか見当たりません。以前、外部GPU目当てで、VAIO Cを買いましたけれども、外部GPUが無いのであれば、薄いだけの機種は他にもあるので、Zを冠したVAIOの魅力は、いまのところ不明です。国内公式発表を待つことにしましょう。
普段は持ち歩かないけど、たまに持ち出す時に軽い方がいいだろうという機種なのでしょうか? けれど、Webカメラとステレオスピーカーは、人によっては大きな違いかもしれませんね。
本心では、ソニーには、このコンセプトのまま液晶を10か11インチサイズにした超コンパクトモデルを出して欲しいなと思います。
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